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勝ち組、負け組の境界線

勝ち組と負け組の境界線って?

ファイナンシャルプランナー主婦の渡邉もとこです。皆さんは勝ち組と聞くと、どんな人を思い浮かべるでしょうか?婚活中の方は既婚者を思い浮かべるかもしれませんが、大抵の人はお金持ちを思い浮かべるのではないでしょうか。

でもどれくらいの金持ちだと勝ち組で、どれくらいの貧乏だと負け組なんですか?と聞かれると、はっきりは分からないという人がほとんどではないでしょうか。

今回はこの勝ち組と負け組の境界線を、経済学を用いて、FPの立場からはっきりと定義し、そして負け組から勝ち組になる、至って簡単な方法までをご紹介したいと思います。

 

今年2016年から3年ほど前、フランスの経済学者トマ・ピケティという人が話題になりました。来日が話題になったり、本屋にピケティ本が沢山平積みになったりしたのを覚えてる方も多いと思います。話題になったピケティが書いた「21世紀の資本」という本はとても分厚く難しいのですが、簡単に言うと格差の本です。格差がどんどん広がるのでまずいのでお金持ちに富裕税をかけよう、というような本です。

この頃から日本でもしきりに格差という言葉が使われる機会が増えました。

ピケティは本の中でその格差を「持てる者」と「持たざる者」と表しています。

家計を司る、FPの立場から言うと、この「持てる者」こそ勝ち組で、「持たざる者」こそ負け組と言えます。

では何を「持って」いるのか?何を「持って」いないのか?

それは「お金」ではありません。「元金」です。

「元金」は単なる「お金」とは違います。「お金」はお金を産みませんが、「元金」はお金を産んでくれます。お金を産むお金。それが「元金」です。

元金をイメージするのに、素晴らしい言葉を用いた人物が、日米に1人づついます。そして偶然にも2人は同じような表現を使っていました。1つは「スノーボール」もう1つは「雪だるまの芯」。

スノーボールと言ったのは世界一の投資家ウォーレン・バフェット。雪だるまの芯と言ったのは、日本のウォーレン・バフェットとも言うべき偉大な投資家本多静六です。

この二つの言葉は元金の性質、重要さをとても上手く表しています。

私達は日本人なので、本多静六の雪だるまの芯を用いましょう。元金とは正に雪だるまの芯です。お金がお金を産む仕組みとは、元金が雪だるまの芯となって、転がるにつれてだんだんと大きくなるようにお金が増えていく事です。例えば、不動産。元金で不動産を買ったとします。その不動産が家賃というお金を産んで、時間がたつにつれて雪だるまのようにコロコロ転がりながら勝手に大きくなります。これがお金がお金を産む仕組みです。

 

重要なのはこの雪だるまの「芯」の部分。FPの立場から言うと、この雪だるまの芯を持っている人こそが「持てる者」「勝ち組」で、持っていない人が「負け組」と言えます。

 

そこで、負け組から勝ち組になる方法ですが、ここまで話せばもう話は簡単ですね。そう、元金を「持て」ばいいのです。雪だるまの芯を持ちさえすればいい。

 

お金を元金にする方法は至って簡単です。先程もチラッと言いましたが資産を買う事です。資産とは、株、不動産、外貨、会社です。

「そんな高いものとても買えない!」と思っている人も多いと思いますが、今は株は一万円程度、株を含む投資信託なら千円から購入可能なのです。しかも今はNISAという株や投資信託の非課税制度もあり、ハードルは昔よりグッと下がっています。企業も世の中の流れに沿って株の最低購入額をどんどん引き下げているので、5万円以下で買える株は現在700以上あります。

 

これらのいくら安い株、投資信託でも、雪だるまの芯になり得ます。芯はいくら小さくても「有りさえすれば」いいのです。そして有りさえすれば、勝ち組、持てる者なのです。

 

ね?簡単ではありませんか?

 

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